Rin_Mikageのブログ

気ままに。思考は自由に。

朗読劇「トップスまであと5秒!~伝説の舞台版『ダブルブッキング』より~」 感想

感想。

言葉にするには難しい感情たちのオンパレード。けれど、どの登場人物も、主人公を思う心のあるひとたちだ。

人の思いがぶつかるその瞬間に立ち会える喜びがたまらない。

言葉はこういったものにはあまりに無力というか、不向きなんだな。ただ、人の心に宿り存在し続けていく。きっと。

 

あえて言葉にするなら、《感情の種》なんだろうな。

これは新発見。

 

惜しむらくは、現地で観劇できなかったことだ。疾走感も含めて作品だから、台本を読んで想像する以上のことが現地ではあったのだろうな。耳からの情報だけでは得られない文字の情報がほしい。視覚的な情報のほうが理解は進みやすいが、その場では両方を得られない。想像する良さもあるんだけれど、私には疲れやすくなるのが難点。

 

私のdisorderは”これ”を感じ取るところに制限がかかるから、作品に触れることでアンテナを張りやすくなる。他人の心の機微を読むことはできずとも、感情の変化を集めてデータ化する。それを状況に応じて他人と自分の心の変化の理解に役立てる。つまり、

 

人間の脳内に作った感情パターンのデータバンク化。

 

 

利子もつかないうえに、誰一人理解されないものだけれど。そして、これは作った本人にしか使えない。汎用性がない。意識して作り続けなければ、データはアップデートされない。

 

というわけで。今回はここまで。私情が強くなってしまったけれど。

おしまい。