Rin_Mikageのブログ

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舞台刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の仇花 観劇レポート 刀剣男士編 後編

観劇日 3/27夜公演 (演出変更回)

 

キャスト感想 刀剣男士編 後編

前編(歌仙兼定・にっかり青江・山姥切長義・亀甲貞宗)はこちら↓

rin-mikage.hatenablog.com

 

よっしゃ、始めるぜ!*1

 

獅子王役 伊崎龍次郎さん

念願の、明るい属性!!慶長熊本組の太陽!!飯屋のシーンを楽しみに待ってました!!科白劇の形式もお顔がしっかり見えて素敵だけれど、現地の信徒もいる飯屋はやっぱり格別でした。その分、獅子王君のじっちゃん武勇伝の違和感と篭手切江のあわあわ感が目立った。でも、周りの目が気にならなくなる位話せちゃうなんて、じっちゃん(源頼政)大好きなんだなぁ。あと、小烏丸様の真似が上手い。科白劇のときも「本人だよね!?」と思ってたが、より精度が上がって、小烏丸さん乗り移ってね??となるくらいでした。

科白劇と被るシーンは会場内でも笑いがこみあげてきていて、誰も隠してないw

 

あと、やっぱり忘れられないのが鵺。鵺との共闘が見られて審神者は大変幸せです。ファイティングポーズがかぁあいい。。今回はご飯を食べないことにしたのかな??

平安からある刀だからこその感性。アンテナの鋭敏さ。「人の心も鵺みたいだな」って、モノとしての視点がぶれなくて、怖さもある。でも、その明るさとぶれなさが部隊の光でした。ありがとう。

個人的には片足だけ足首出てるので、ケアが大変だったのではないかと気になりました。

 

篭手切江役 大見拓土さん

みんなのアイドル、江の一振り。日替わりお疲れ様でした。綺伝唯一の日替わり。科白劇の時からずっと担当されていて。それが終わってしまうのは寂しいです。

前作无伝に日替わり王子がいたために、今回はあっさりして見えるけれども。作るのだって簡単じゃないし、ミュには江が集結しているし。寂しさもあったのではないでしょうか。殺陣にすら現れるダンスの動き、歌仙や忠興様を想ったりするやさしさはまさに篭手切江でした。

 

獅子王のじっちゃん武勇伝に「まぁまぁ、落ち着いて」と聞こえてきそうな対応も素敵でした。苦労人属性でありながら、真っすぐ前を見る姿が素敵でした。光の一振り。

 

 

古今伝授の太刀役 塚本凌生さん

アシンメトリーのスカートのひらひら度合いがもう、傾国です。素敵でした。どうもありがとう。

歌仙の保護者の目線でもありながら、地蔵に対して非情になりきれないところが人間の心を映したようでした。存在が和歌そのもの。

『大和歌は人の心を種として よろづの言の葉とぞなれりける』

まさにそんな感じ。ふわふわと見守るようで、獅子王とはまた違う立ち位置で。

みんなを見守る、歌仙と地蔵の保護者でした。

科白劇の時にあった、政府に帰る前のソロシーンがなくなっていたのは寂しいけれど、綺伝には、無いだけの理由がありそうでした。

 

地蔵行平役 星元裕月さん

今回、イメージ変化があったので驚きました。科白劇の時には強さが際立っていたのが、今回は人に寄りそうやさしさと儚さと脆さを感じました。

次回は歴史上の人物キャストの感想がかけたらいいな。

*1:獅子王の出陣台詞